ビジョントレーニングとは?
普段生活していてこう言う症状はありませんか?
〇文字を読むのが遅い
(飛ばし読みや読み落としをする)
〇本などの文字が読みにくい
(二重に見えたり滲んだり)
〇文字を均等の大きさで真っ直ぐ書けない
(枠からはみでる)
〇球技でボールをうまくキャッチできない
〇混雑してる所で歩くとよく人にぶつかる
(落ち着かなくなる)
〇目が疲れたり痛くなる(肩こりがある)
〇手順がいくつもある事が苦手
(理解するのに時間がかかる)
〇短期の記憶が苦手
〇道に迷いやすい
〇よく物にぶつかったりつまづく
上の項目で複数思い当たる方は目の筋肉や
焦点を合わす機能が固まっているか
目や脳が持っている機能をうまく使えてい
ない場合があります
そう言う機能を向上、改善させるトレーニ
ングをビジョントレーニングといいます
元々はアメリカの空軍が訓練用として開発
されたトレーニングですが
最近では日常生活の改善やスポーツ選手の
能力向上のために使われています。
目や脳がしっかり使えていないと
教科書や黒板に書いている文字が正しく読
めずに授業についていけなくなったり
私生活では狭い範囲しか見えず外を歩くと
事故の可能性も増えます
またスポーツに関しても視野が狭いと
目で見た少ない情報からしか選択肢がなく
よりよいパフォーマンスが出せない事が
あります・
ビジョンとは、視力に関係する機能よりはるかに幅広く複雑なものです。
「ただ単にものを見る」ための視覚のシステムは生まれた時にはほぼ出来上がってい
ますが、ビジョンは発達とともに身についていくものです。
私たちは、運動や学習、生活の場面などあらゆる場所で目を使っていますが、
ビジョンは大きく分けて「眼球運動」、「視空間認知」、「目と体のチームワーク」
という3つの構成要素があります。
スポーツビジョントレーニングとは?
ビジョントレーニングをスポーツに特
化した形で訓練する方法です。
各分野のトップアスリートも取り入れ
ているトレーニングとなります
(バスケ、ラグビー、テニス、
ボクシング、野球 等)
スポーツで重要な見る力とは次の5つ
に分けられます
○動体視力・・・相手の早い動きにつ
いていける
○瞬間視野力・・瞬時に相手の動き
が判断できる
○周辺視野力・・広く周りが見える
○眼球運動・・・動体視力や周辺視野
力がUPする
○目と手の協応動作・目から脳手足に
伝達する神経スピード
などがあります。
もちろん目で見た物を脳で処理する
能力が上がりますのでスポーツ以外
にも勉強や社会生活にも応用ができ
る能力です。
トレーニング内容
1、DCD改善トレーニング
DCD(発達性協調運動症)の改善トレーニング
2、ビジョントレーニング
目と脳の機能を改善するトレーニング
3、ライフキネティックトレーニング
目と脳、手と足など協調を発達させる神経系トレーニング
4,スポーツビジョントレーニング
ビジョントレーニングとライフキネティックトレーニングを合わせた
トレーニング
4,
ビジョントレーニングDCDトレーニングの効果
○思考力のup(問題などを解決する能力)
○視野力のup(スマホなどの画面を見すぎて眼球機能が落ちるのを改善)
○発達性協調運動症(DCD)学習障害(LD)注意欠陥多動性障害(ADHD)の改善 など
スポーツビジョントレーニングの効果
○見える視野が広くなる
○相手との距離感位置関係が見極められる
○一瞬のうちに目で見た大量の情報から必
要な情報を脳で処理し判断ができる
○目で捉えた情報に手や足が瞬時に反応で
きる(脳から手足の神経伝達の向上)